2026.8.22残暑の馬見丘陵公園|鳥は木陰にいた。エナガもコゲラも

早朝の馬見丘陵公園の入口、朝の光が差す木立の道 観察日記

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お盆を過ぎても、朝からもわっとした空気です。

まだ8時前なのに、アスファルトはじんわり暑い。

こんにちは、イソヒヨノートのハルです。

今回は、残暑の馬見丘陵公園で出会った鳥たちの探鳥記をお届けします。

☀ 7時45分、聞こえるのはセミの声ばかり

7時45分、馬見丘陵公園で探鳥スタートです。

鳥は暑いとき、日陰でじっとして暑さをしのぐ。前回の探鳥で学んだことです。

今日は木の陰など、涼しいところを中心にまわっていくつもりです。……自分も涼しいところがいいので。

歩き出しても、聞こえてくるのはセミの声ばかり。その合間に、スズメの声がまじります。

そういえば、そのセミの声も、7月に来たときより減った気がします。

声の数が少し減っただけで、夏の終わりが近いことがわかります。

じんわりした暑さにくじけそうになりながら、先へ進みます。

遠くからキジバトの「デデーポポー」。

近くではハシブトガラスの鳴き声。ハシボソガラスも、低い枝を移っていきます。

✨ 照り返す下池に、ダイサギが一羽

下池まで歩くと、湖面の照り返しがきらきらとまぶしい。汗をかきながら、目を細めます。

向こうに見えるのは、ダイサギです。

暑さの中で、あの白はどこか清涼感があります。獲物をねらって、池の中をゆっくり、ゆっくり進んでいく。

しばらく探したあと、向こう岸の日陰のほうへ飛んでいきました。やっぱり、日陰がいいんですね。

下池から日陰のほうへ飛び立つダイサギ

あとは、アオサギがじっと立っていたのみ。ぬるそうに見える池は、今日はお客さんが少ないようです。

☘ 木陰の一角は、エナガとホオジロとコゲラでにぎやか

池から離れて、丘に登って木の多いところへ向かいます。

しばらく立ち止まって見ていると、ちらちらと鳥影が動きました。

尾羽が長くて、スマート。この素早い動きは、エナガです。

木の枝にとまる尾羽の長いエナガ

枝から枝へ、するすると移動していきます。カメラを構えると、飛び立つ。とまってじっとするということがないのでしょうか。ずっと落ち着きなく動き回っています。

エナガは全長14センチほど。でもその半分は尾で、体だけならスズメよりずっと小さいのです。重さは8グラム前後。1円玉8枚ぶんしかありません。

繁殖を終えると、エナガは家族や仲間で小さな群れをつくって動きます。今日も1羽ではなく、数羽が次々と葉の間を通り抜けていきました。

同じ木には、プロレスのマスクをつけたような顔の鳥も。ホオジロです。

枝で足を踏ん張るホオジロ

エナガは上のほう、ホオジロは木の下のほうや地面を行ったり来たり。同じ木でも、いる高さが違うんですね。

コゲラも、この暑さの中を忙しそうにしています。日陰になった木の中を、上へ上へと登っていきました。

木の幹を登っていくコゲラ

コゲラは日本でいちばん小さいキツツキで、大きさはスズメくらい。背中の白い横しま模様が目印です。公園や街の緑地でも会える、身近なキツツキです。

「鳥がいない」と思っていた公園でも、木陰の一角にはちゃんといる。しばらく三種三様の動きを楽しんでから、その場を離れました。

エナガやホオジロが集まっていた木陰の茂み

♪ ダイサギとコサギ、並ぶと大きさがこんなに違う

池に戻ると、向こう岸にダイサギとコサギがいました。

下池の向こう岸に並ぶダイサギとコサギ

遠目に見ても、大きさが全然違います。

ダイサギは全長90センチほどの大きなサギです。夏の公園で会うダイサギは、フィリピンなどから渡ってきた夏鳥です。

おもしろいのは夏羽のころ、目のあたりが青緑色に変わるんです。はじめて見たときは、しばらく双眼鏡から目が離せませんでした。

いっぽうのコサギは、全長61センチ。ダイサギに比べると、ずいぶんかわいいサイズ感です。留鳥なので、一年中見られます。

足は黒いのに、足指だけが黄色い。ここがコサギを見分けるいちばんのポイントです。

そして夏羽では、後頭から2本の細い冠羽がすっと伸びます。風になびくその羽は、ダイサギにはないコサギだけの飾りです。

大きさ、足指の色、冠羽。白いサギも、見分けるポイントを知ると楽しくなります。

⛰ 声で教えてくれたシジュウカラ

進んでいくと、木の上から「ツピーツピー」。

シジュウカラです。

木の枝で鳴くシジュウカラ

今日はあまり鳴き声を聞いていなかったので、うれしくなりました。姿は見えなくても、「ここにいるよー」と教えてくれる。

夏の終わりは、鳥の声がぐっと減る季節です。春から初夏にかけてのさえずりは、なわばりを知らせたり、相手を呼んだりするためのもの。子育てが終われば、鳴く理由がなくなります。

鳥がいないのではなく、鳴かないから気づけないのです。

声という手がかりがないぶん、この季節は見つけるのがぐっと難しくなります。葉のゆれ、小さな動き、ちらっとよぎる影。頼りになるのはそれくらいです。

今日エナガやコゲラに会えたのも、立ち止まって、木をじっと見ていたからでした。

その後も、木陰を選びながら公園の中を進みました。

ムクドリの群れが、木と地面を行ったり来たり。ハクセキレイは、いつもの開けた場所を歩いています。枝の上では、メジロヤマガラ

そして、カワラヒワの幼鳥に会えました。成鳥にくらべると全体に淡くて、模様もどこかぼんやり。それでも翼の先に、カワラヒワらしい黄色がちらっと見えます。

木の枝にとまるカワラヒワの幼鳥

同じところに、キジバトも。日の当たっている枝の上にいます。前に来たときは同じ枝にペアでとまっていましたが、今日は一羽です。

日の当たる枝にとまるキジバト

10時。暑さが本格的になってきたので、今日はここで引き上げることにします。

残暑の探鳥は、つい「鳥がいない」と感じてしまいます。でも、いないのではなく、涼しい場所で静かにしているだけ。鳴かないから、こちらが気づけていないだけなんですね。

早い時間と木陰。この2つを選んで、あとは立ち止まってじっくり見る。それだけで、ちゃんと会える鳥がいます。

暑い日は、日陰をたどって歩いてみてください。鳥も、きっと同じところで涼んでいますよ。

⭐ 今日のまとめ

観察数16種/観察時間135分

姿を見た鳥:キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハシボソガラス、エナガ、ホオジロ、コゲラ、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、メジロ、ヤマガラ、カワラヒワ(幼鳥)

声だけ聞いた鳥:スズメ、ハシブトガラス

📌 馬見丘陵公園のバードウォッチングスポット情報はこちら
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※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。

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