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お盆を過ぎても、朝からもわっとした空気です。
まだ8時前なのに、アスファルトはじんわり暑い。
こんにちは、イソヒヨノートのハルです。
今回は、残暑の馬見丘陵公園で出会った鳥たちの探鳥記をお届けします。
☀ 7時45分、聞こえるのはセミの声ばかり
7時45分、馬見丘陵公園で探鳥スタートです。
鳥は暑いとき、日陰でじっとして暑さをしのぐ。前回の探鳥で学んだことです。
今日は木の陰など、涼しいところを中心にまわっていくつもりです。……自分も涼しいところがいいので。
歩き出しても、聞こえてくるのはセミの声ばかり。その合間に、スズメの声がまじります。
そういえば、そのセミの声も、7月に来たときより減った気がします。
声の数が少し減っただけで、夏の終わりが近いことがわかります。
じんわりした暑さにくじけそうになりながら、先へ進みます。
遠くからキジバトの「デデーポポー」。
近くではハシブトガラスの鳴き声。ハシボソガラスも、低い枝を移っていきます。
✨ 照り返す下池に、ダイサギが一羽
下池まで歩くと、湖面の照り返しがきらきらとまぶしい。汗をかきながら、目を細めます。
向こうに見えるのは、ダイサギです。
暑さの中で、あの白はどこか清涼感があります。獲物をねらって、池の中をゆっくり、ゆっくり進んでいく。
しばらく探したあと、向こう岸の日陰のほうへ飛んでいきました。やっぱり、日陰がいいんですね。

あとは、アオサギがじっと立っていたのみ。ぬるそうに見える池は、今日はお客さんが少ないようです。
☘ 木陰の一角は、エナガとホオジロとコゲラでにぎやか
池から離れて、丘に登って木の多いところへ向かいます。
しばらく立ち止まって見ていると、ちらちらと鳥影が動きました。
尾羽が長くて、スマート。この素早い動きは、エナガです。

枝から枝へ、するすると移動していきます。カメラを構えると、飛び立つ。とまってじっとするということがないのでしょうか。ずっと落ち着きなく動き回っています。
エナガは全長14センチほど。でもその半分は尾で、体だけならスズメよりずっと小さいのです。重さは8グラム前後。1円玉8枚ぶんしかありません。
繁殖を終えると、エナガは家族や仲間で小さな群れをつくって動きます。今日も1羽ではなく、数羽が次々と葉の間を通り抜けていきました。
同じ木には、プロレスのマスクをつけたような顔の鳥も。ホオジロです。

エナガは上のほう、ホオジロは木の下のほうや地面を行ったり来たり。同じ木でも、いる高さが違うんですね。
コゲラも、この暑さの中を忙しそうにしています。日陰になった木の中を、上へ上へと登っていきました。

コゲラは日本でいちばん小さいキツツキで、大きさはスズメくらい。背中の白い横しま模様が目印です。公園や街の緑地でも会える、身近なキツツキです。
「鳥がいない」と思っていた公園でも、木陰の一角にはちゃんといる。しばらく三種三様の動きを楽しんでから、その場を離れました。

♪ ダイサギとコサギ、並ぶと大きさがこんなに違う
池に戻ると、向こう岸にダイサギとコサギがいました。

遠目に見ても、大きさが全然違います。
ダイサギは全長90センチほどの大きなサギです。夏の公園で会うダイサギは、フィリピンなどから渡ってきた夏鳥です。
おもしろいのは夏羽のころ、目のあたりが青緑色に変わるんです。はじめて見たときは、しばらく双眼鏡から目が離せませんでした。
いっぽうのコサギは、全長61センチ。ダイサギに比べると、ずいぶんかわいいサイズ感です。留鳥なので、一年中見られます。
足は黒いのに、足指だけが黄色い。ここがコサギを見分けるいちばんのポイントです。
そして夏羽では、後頭から2本の細い冠羽がすっと伸びます。風になびくその羽は、ダイサギにはないコサギだけの飾りです。
大きさ、足指の色、冠羽。白いサギも、見分けるポイントを知ると楽しくなります。
⛰ 声で教えてくれたシジュウカラ
進んでいくと、木の上から「ツピーツピー」。
シジュウカラです。

今日はあまり鳴き声を聞いていなかったので、うれしくなりました。姿は見えなくても、「ここにいるよー」と教えてくれる。
夏の終わりは、鳥の声がぐっと減る季節です。春から初夏にかけてのさえずりは、なわばりを知らせたり、相手を呼んだりするためのもの。子育てが終われば、鳴く理由がなくなります。
鳥がいないのではなく、鳴かないから気づけないのです。
声という手がかりがないぶん、この季節は見つけるのがぐっと難しくなります。葉のゆれ、小さな動き、ちらっとよぎる影。頼りになるのはそれくらいです。
今日エナガやコゲラに会えたのも、立ち止まって、木をじっと見ていたからでした。
その後も、木陰を選びながら公園の中を進みました。
ムクドリの群れが、木と地面を行ったり来たり。ハクセキレイは、いつもの開けた場所を歩いています。枝の上では、メジロとヤマガラ。
そして、カワラヒワの幼鳥に会えました。成鳥にくらべると全体に淡くて、模様もどこかぼんやり。それでも翼の先に、カワラヒワらしい黄色がちらっと見えます。

同じところに、キジバトも。日の当たっている枝の上にいます。前に来たときは同じ枝にペアでとまっていましたが、今日は一羽です。

10時。暑さが本格的になってきたので、今日はここで引き上げることにします。

残暑の探鳥は、つい「鳥がいない」と感じてしまいます。でも、いないのではなく、涼しい場所で静かにしているだけ。鳴かないから、こちらが気づけていないだけなんですね。
早い時間と木陰。この2つを選んで、あとは立ち止まってじっくり見る。それだけで、ちゃんと会える鳥がいます。
暑い日は、日陰をたどって歩いてみてください。鳥も、きっと同じところで涼んでいますよ。
⭐ 今日のまとめ
観察数16種/観察時間135分
姿を見た鳥:キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハシボソガラス、エナガ、ホオジロ、コゲラ、シジュウカラ、ムクドリ、ハクセキレイ、メジロ、ヤマガラ、カワラヒワ(幼鳥)
声だけ聞いた鳥:スズメ、ハシブトガラス
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※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。
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