2026.5.30 和佐又ヒュッテ(奈良)|アカショウビンの声が聞けた!山の探鳥記録

観察日記

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

雲ひとつない青空が広がっていました。

早起きして奈良県吉野郡上北山村にある和佐又ヒュッテへ向かいました。

こんにちは、イソヒヨノートのハルです。

この日は野鳥の写真を一枚も撮れませんでした。記事中の野鳥写真は、過去の探鳥記録からご紹介しています。

梅雨に入る前の晴れ間を狙った今回の探鳥。山へ向かう道中、カーブを曲がるたびに緑が深くなっていく景色を眺めながら、気持ちもはずんできました。

去年のリベンジに、和佐又へ

和佐又ヒュッテには、2025年の5月上旬に訪れたことがあります。

そのときは、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、カケス、ヒガラ、アオゲラ、アカハラ……と次々に野鳥と出会えました。声だけでも、キビタキ、センダイムシクイ、ツツドリ、アオバトが聞こえてきて、山全体が野鳥の声で満ちていたんです。

ところが、7月にもう一度訪れてみると、姿を見たのはシジュウカラのみ。

あれ?5月のあの賑わいはどこへ、という感じでした。

その経験から、今年は5月のうちに絶対行こう、と決めていました。5月30日、梅雨入り前の快晴に背中を押されて、出発です。

和佐又ヒュッテは標高1150メートルで、大阪や奈良の街中と比べると気温もひんやり。温度計を見ると18度でした。空気が違います。鳥が期待できる場所です。

カケスに、センダイムシクイに

和佐又ヒュッテに向かう途中、センダイムシクイの声も聞こえてきます。「チヨチヨビー」とも「焼酎一杯グイー」とも聞こえる、あの独特の声です。姿は見えませんでしたが、近くにいるのは間違いありません。

8時30分、和佐又ヒュッテの駐車場から探鳥スタートです。

駐車場にはトチノキが青々と大きな葉を広げています。

道沿いにきれいなお手洗いやロッジを見ながら和佐又山の方へ歩いていくと、木々の中に早速動く影が。地面におりたり、枝にとまったりと忙しい動きをしているヤマガラです。

写真は2024年4月馬見丘陵公園で撮ったヤマガラです。

馬見丘陵公園で撮影したヤマガラ

進んでいくと開けた場所に出ました。

まだ誰もいないオートキャンプ場。

和佐又のオートキャンプ場の風景
📷 撮影:キヤノン PowerShot SX70 HS

今日は快晴のキャンプ日和です。お昼からは多くの車でにぎわっていることでしょう。左手には遠くの山も見えています。

和佐又から見える遠くの山並み
📷 撮影:キヤノン PowerShot SX70 HS

気持ちのいい景色を見ながら、登山道へむかいます。

念のため、クマよけスプレーとクマ鈴、ホイッスルを持参しました。山の中に入るときは、備えておくと安心ですね。

登山道の入口の石碑のあたりでジャーっという声を聞きました。

和佐又山の登山道入口の石碑

カケスです。向かいの林に双眼鏡を向けると、なんと地面に降りているカケスが見えました。しばらくすると枝に飛び移り、また林の奥へ消えていきました。

写真は2025年5月和佐又山周辺で撮ったカケスです。

和佐又山周辺で撮影したカケス

そしてツツドリの「ポーポ、ポーポ」という少し低い声も。筒を叩くような声だからツツドリという名前らしいです。おなじみの「ツピーツピー」というシジュウカラの声も大きく聞こえ、葉の合間からちらりと姿が見えました。

アカショウビンの声が、山に響いた

新緑に包まれた和佐又山の登山道
📷 撮影:キヤノン PowerShot SX70 HS

しばらく歩いたところで、遠くからかすかに声が聞こえてきました。

「キョロロロロロ↷」

アカショウビンです。この季節、和佐又で初めて声が聞けるかも、と昨日から期待していたのでうれしい瞬間でした。

あの独特の、少し物悲しくて美しい声。思わず立ち止まりました。3回、はっきり聞こえました。

写真は2023年3月恩智川治水緑地で撮ったカワセミです。

カワセミの青はなぜ美しい?新幹線・翡翠・求愛給餌について──カワセミ雑学

恩智川治水緑地で撮影したカワセミ

アカショウビンは写真のカワセミをひとまわり大きくして赤く塗ったような見た目です。姿は見えませんでしたが、確かにいる。遠いのに、存在感がありました。

アカショウビンはなかなか姿を見せてくれない鳥なのです。声だけでも十分すぎるほど、来た甲斐があったと思いました。

ギーギーというコゲラの声も聞こえてきます。木をつつく音ではなく鳴き声の方です。コゲラは黒い背中に白い横線の模様があります。姿を探しましたが、見つけられませんでした。

写真は2024年5月馬見丘陵公園で撮ったコゲラです。

馬見丘陵公園で撮影したコゲラ

帰り道、オオルリの歌声

野鳥の気配が少なくなってきたため、途中でUターンし、車へ戻ります。

「時期が少し遅かったかな……」と思いながら帰路につきました。

途中の駐車スペースで車を停めました。どこかから澄んだ高い声が聞こえてくる。

「ピーリリ、ピーリリ、ピーリリジジ」澄んだ高い声のあと、語尾にジジという音が聞こえます。

オオルリです。青く輝く体を持つ夏鳥で、その歌声は日本三鳴鳥のひとつに数えられるほど美しい声です。しばらく車の外でじっと聴いていました。帰り道の思わぬプレゼントに、気持ちが和らぎました。

写真は2023年4月馬見丘陵公園で撮ったオオルリです。枝から飛び立ったところです。

枝から飛び立つ瑠璃色のオオルリ(馬見丘陵公園)

今年の和佐又は、訪問するのが少し遅かったようです。アカショウビンの声は聞けましたが、昨年のゴールデンウィークの野鳥たちの賑わいには及びませんでした。

来年は5月前半に来よう。そんな来年の楽しみができた一日でした。

今日のまとめ

探鳥時間:120分

観察種数:10種

【姿】ヤマガラ カケス シジュウカラ

【声のみ】センダイムシクイ ツツドリ コゲラ キビタキ ハシブトガラス アカショウビン オオルリ

🔗 あわせて読みたい
シジュウカラの鳴き声には意味がある?オスメスの見分け方・ゴジュウカラとの違いも解説

※記事の構成や表現整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分で撮影・記録しました。

📍 関西で野鳥に会えるスポットはこちら
【関西】バードウォッチングスポット4選│春・GWの奈良・大阪おすすめ公園

バードウォッチングの道具が気になった方は、こちらもどうぞ。

双眼鏡おすすめ2選──バードウォッチング4年が選ぶ入門機とステップアップ機

野鳥撮影におすすめのカメラ──キヤノン PowerShot SX70 HSを4年使ったレビュー

野鳥図鑑おすすめ1選──はじめの1冊の選び方

タイトルとURLをコピーしました