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「野鳥を撮るには、いいカメラがいるんでしょう?」
そう思っている方は、多いのではないでしょうか。
私がずっと使っているカメラは、もう生産が終了してしまいました。
こんにちは、イソヒヨノートのハルです。
今回は、同じカメラを4年間使ってきて思うことと、これから野鳥を撮りたい方に向けたカメラの選び方をお話しします。
✨ 使っているカメラが、生産終了になりました
私が使っているのは、キヤノンのパワーショット SX70 HSです。
4年前に買って、ずっと相棒にしてきました。
ところが、このカメラはすでに生産が終了しています。
しかも終わったのは、この一機種だけではありません。キヤノンは、こうした高倍率ズームのカメラを、まとめて作らなくなってしまったのです。
つまり、後継機は出ません。
私が買ったときは10万円以内でした。いまは新品の数が減って、10万円を超えています。
正直なところ「壊れたらどうしよう」という気持ちは、少しあります。
ただ、まったく手に入らなくなったわけではありません。
中古なら、まだ見つかります。この話は、あとでもう一度ふれますね。
☘ それでも、買い替えていません
理由はかんたんで、不満がないからです。
このカメラで撮った写真は、このブログのあちこちに載せています。
池でカイツブリの親子に出会った日。ひなを背中に乗せて泳ぐ姿を撮ることができました。

冬にはロウバイの枝で、オジロビタキ。

どちらも「あっ」と思った瞬間に構えて、ズームして、自動でピントを合わせて、ボタンを押しただけです。
野鳥の撮影は、いつシャッターチャンスが来るかわかりません。
迷わず構えて、すぐ撮れる。私にとって大事なのは、そこでした。
難しい設定はいりません。ズームして、カシャッ。それだけです。
機械のことがさっぱりわからない私でも、4年間ちゃんと使えてきました。
記録用として楽しむなら、これで十分だったのです。
✿ 「いいカメラ」より「持ち出せるカメラ」
ブログの写真の7割ほどは、別のカメラで撮ったものです。画質は、やはり違います。
それでもSX70の出番がなくならないのは、軽いからです。
首から下げても肩がこりません。カバンにもすっと収まります。
「ちょっとそこまで散歩に」というとき、気負わず持ち出せる。
これが、思っている以上に大きいのです。
本格的なカメラは、重さや大きさがネックになって、だんだん持ち出さなくなってしまうことがあります。
家に置いてきたカメラでは、一枚も撮れません。
急に雨が降ってきても、小さいので大きめのジップロックにさっと入れれば大丈夫。かさばらないからこその安心です。
いちばんいいカメラは、気軽にいっしょに出かけられるカメラなのだと思います。
❀ 野鳥を撮るカメラ、どこを見て選ぶか
これから選ぶ方のために、私が大事だと思う点を三つ挙げます。
ひとつめは、ズームの倍率です。
野鳥は近づくと逃げてしまいます。離れた場所から大きく写せることが、まず必要です。
目安として、光学60倍くらいあれば、公園の野鳥観察には十分だと感じています。「光学」というのがポイントで、デジタルズームは画像を引き伸ばしているだけなので別ものです。
ふたつめは、重さです。
600グラム前後なら、散歩に連れ出せます。1キロを超えてくると、だんだん重く感じるようになります。
みっつめは、設定の手間です。
向けてボタンを押すだけで撮れるかどうか。ここが難しいと、鳥を見つけてから撮るまでに逃げられます。
この三つを満たすカメラは、大きく分ければコンパクトデジカメ、いわゆるコンデジの仲間です。
ただ、ポケットに入る薄いタイプとは少し形が違います。一眼レフのような見た目で、レンズが太く前に出ています。
お店やネットでは「ネオ一眼」「ブリッジカメラ」と書かれていることもあります。呼び方はいろいろですが、どれも同じものです。
探すときは「高倍率ズームのコンデジ」と思っていただければ大丈夫です。
このカメラで撮った1枚は──
山の斜面にいたオオアカゲラも、SX70 HSで撮りました。
▶ キツツキの見分け方4種|コゲラ・アカゲラ・オオアカゲラ・アオゲラの違い
★ 今から買うなら──中古か、現行の3機種
では、これから始める方はどうすればいいのでしょう。
ひとつは、中古を探す、です。
生産は終わってしまいましたが、中古なら、まだ手に入ります。新品より安く買えることもあります。
ただし中古は、在庫が入れ替わります。「気になっているうちに、なくなってしまった」ということもあり得ます。
もし選ぶなら、商品の説明をよく読んでください。レンズにカビや傷がないか、動作確認がされているか。そのあたりを確かめてから決めると安心です。
※中古相場は変動します。新品より高いこともあるので、価格はリンク先でご確認ください。
もうひとつは、現行のカメラです。
私は使っていませんが、評判の3機種をいま買える選択肢として、ご紹介します。
パナソニック LUMIX DC-FZ85D。光学60倍で、実売6万円前後。いちばん手が届きやすい一台です。
ニコン COOLPIX P950。光学83倍。もう少し遠くの鳥を狙いたい方に。
ただ、P950は新品の在庫が少なくなってきました。価格も上がっていて、後継のP1100とあまり変わらないこともあります。新品で選ぶなら、次にご紹介するP1100のほうが現実的かもしれません。
ニコン COOLPIX P1100。光学125倍。メーカー自身が、バードウォッチング向けと案内しているカメラです。
※価格は変動します。最新の価格と在庫は、各リンク先でご確認ください。
❤ まとめ──迷ったときの目安
最後に、かんたんにまとめます。
- すでにカメラをお持ちの方は、買い替えなくても大丈夫です
- 軽く、なるべく安く始めたいなら、FZ85Dが候補になります
- もっと遠くの鳥を大きく撮りたいなら、P1100(P950は在庫が少なく、価格が上がっています)
- SX70 HSが気になる方は、中古を探すという手もあります
カメラは、あくまで観察を楽しむための道具です。
新しいものを追いかけなくても、野鳥観察はじゅうぶん楽しめます。
いま手元にあるカメラやスマートフォンを持って、まずは近くの公園へ出かけてみてください。
ほかの鳥も、探してみませんか。
※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。
バードウォッチングの道具が気になった方は、こちらもどうぞ。

