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2026年のゴールデンウィーク、四国まで足を伸ばしました。向かった先は、香川県まんのう町にある満濃池(まんのういけ)周辺です。
こんにちは、イソヒヨノートのハルです。
2026年5月5日のこどもの日、晴天の瀬戸内で、声の探鳥と干潟の探鳥を楽しんできました。今回はその様子をご紹介します。
✨ 弘法大師も愛した「讃岐の水がめ」で、声の探鳥

かりん広場の駐車場に車を停めて、神野神社(かんのじんじゃ)の方向へ歩き始めました。
太陽の光と新緑の緑。たっぷりと水をたたえた満濃池がきらきらと輝いています。
この満濃池、灌漑用のため池としては日本最大級だそうです。1300年以上前に作られ、その後、あの弘法大師・空海が唐の最新土木技術を使って改修したとか。現在では「讃岐の水がめ」として、1540万トンという途方もない量の水をたたえているそうです。そんな歴史ある池のほとりで探鳥できるとは、贅沢な話ですね。
春から夏にかけての探鳥は、まず耳をすますことから始まります。
ツピーツピー(シジュウカラ)、ホーホケキョケキョケキョ(ウグイス)、チチチチビーン(カワラヒワ)。池の周りを歩いていると、あちこちから声が聞こえてきます。野鳥たちの朝の挨拶です。
それからピリリーピッピョリリーリ、よく通る澄んだ美声が聞こえてきました。夏の主役・キビタキです。いつも木の中でなかなか姿を見せてくれないのですが、声だけで十分うれしくなります。
双眼鏡で池を覗くと、広々とした水面にカイツブリが一羽、そしてカンムリカイツブリが一羽。広い池にぽつんと一羽ずつ。さみしくないかなと、つい心配になってしまいます。

��� ホオジロの聞きなしと、キョロちゃんに似た鳥
イッピツ!チョロロロピ。
私にはこう聞こえるのですが、これはホオジロのさえずりです。
ホオジロは昔からたくさんの「聞きなし」が伝わっています。おなじみなのは「いっぴつけいじょうつかまつりそうろう」(一筆啓上仕り候)。なんとも風雅な聞きなしです。ほかにも「さっぽろらーめんみそらーめん」というユニークなものもあるとか。多くの人がなんとか鳥の声を人間の言葉になおして覚えようとしていたんですね。おもしろいです。
お昼前に満濃池森林公園に移動して、野鳥観察小屋の方向へ歩いていきました。

高いところからキーコキーという澄んだ口笛のような声が聞こえてきました。
イカルです。
関西の公園でも時々見かけるのですが、そのたびにテンションが上がる鳥の一つです。大きな黄色いくちばし、丸くてかわいらしい目。チョコボールのキョロちゃんは架空の鳥という設定ですが、私はイカルを見るたびにキョロちゃんを思い出してしまいます。
満濃池周辺では姿よりも声での出演が多かったです。確認できた鳥はイカル、カワラヒワ、ヒヨドリ、ホオジロ、コゲラ、ヤマガラ、ミサゴ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キビタキなど。声だけの鳥も含めると20種ほどに出会えました。

��� 姫浜の干潟で、シギ・チドリの群れに出会う
お昼過ぎ、満濃池から北西に車を走らせ、愛媛県との県境に近い一の宮海岸を通りすぎて姫浜(ひめはま)へ向かいました。
一の宮海岸は、海水浴ができるリゾート地のような人気スポットです。

その東にある姫浜は遠浅の干潟が広がる海岸です。夕日がきれいなことで知られているそうですが、この日は日中から穏やかな光が差し込んでいました。

砂浜に降り立つと、遠くに大中小のサギが見えます。そして足元にも、なにやら小さな鳥の姿が。はやる気持ちを抑えながら干潟の方に双眼鏡を向けると——
キアシシギです。

灰褐色の背中に白いお腹、名前の通り黄色い足。大阪の南港野鳥園でも見たことがありますが、見慣れない干潟で見つけると格別の嬉しさがあります。
しばらく観察していると、5〜6羽の小さな群れが舞い降りてきました。黒い足と黒いくちばし、茶色と黒の模様の入った背中——
トウネンです。

砂の上をちょこちょこと歩きながら、せわしなく地面をついばんでいます。小さいのでもっと近くで見たくなりましたが、驚かさないようにそうっと、10センチずつ距離を縮めました。
コサギも来ていました。頭の後ろに長い冠羽が揺れていて、優雅です。ウミネコもやってきて、水際をどっしりと歩き回っていました。サギたちとは違う、安定感のある体型が印象的でした。

��� コチドリが見せる、命がけの愛
それから、もう一種類いました。背中は灰色でお腹は白、目の周りが金色に輝いているのはコチドリです。

このコチドリ、実はとても印象的な行動をすることで知られています。
外敵が巣に近づくと、わざと翼を引きずって「傷ついたふり」をするのです。自分が弱っているように見せて、敵の注意を自分に引きつける。そうやって、子どもたちを守るわけです。「擬傷行動(ぎしょうこうどう)」と呼ばれています。
小さな体で、それでも命を張って子どもを守ろうとする。そう思うと、干潟を走り回るその小さな姿が、なんとも頼もしく見えてきました。
最後に、丸亀市の土器川生物公園(どきがわせいぶつこうえん)にも立ち寄りました。あちこちにドジョウのモニュメントがある、のんびりした公園です。

北の方向には讃岐富士とも呼ばれる飯野山(いいのやま)がきれいな三角形を描いていました。

足も疲れてきて日が傾きかけたころ、草むらの上にヒバリがいました。頭がツンツンと立っています。

長い一日の締めくくりは、ヒバリでした。
満濃池の新緑、姫浜の干潟、土器川の静かな公園。香川県、また訪れたいと思います。ぜひみなさんもGWのお出かけ先の候補に入れてみてください。
【2026.5.5のまとめ】
満濃池森林公園 探鳥時間240分
ハシブトガラス、スズメ、カワラヒワ、トビ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ、ヒヨドリ、コゲラ、イカル、メジロ、キビタキ、センダイムシクイ、ミサゴ、エナガ、キジバト、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ヤマガラ
姫浜 探鳥時間80分
ツバメ、コサギ、コチドリ、ウミネコ、トウネン、シロチドリ、ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、キアシシギ、ヒバリ、カワラヒワ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ
土器川生物公園 探鳥時間30分
カルガモ、ハクセキレイ、ヒバリ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、スズメ
※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。
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