2026.9.5 秋の気配の馬見丘陵公園で野鳥観察|コサメビタキとエゾビタキ

秋の空が広がる馬見丘陵公園の芝生と木立 観察日記

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台風の雨が上がって、朝の空気がひんやりしています。

セミの声はまだ聞こえます。でもその合間に、虫の声がまじるようになりました。

季節が、ひとつ進んだのかもしれません。

こんにちは、イソヒヨノートのハルです。

今回は、秋の気配を感じた9月5日の馬見丘陵公園の探鳥記をお届けします。

✨ 駐車場で、鳥が出迎えてくれた

見上げると、電線に3羽の小鳥。カワラヒワでした。

カワラヒワは、翼に黄色が入っています。とまっているときは地味ですが、飛ぶとその黄色がひらりと目立ちます。

ハシブトガラスも、気持ちよさそうに鳴きながら何羽か飛んでいきます。足元のアスファルトには、ドバトが数羽。

暑さがゆるんだだけで、こんなにも違うんですね。

先月は「鳥がいない」と探し回ったのに、今日は駐車場から鳥がいます。

☘ エゴノキ通りのヤマガラは、決まった木にしか来ない

エゴノキ通りです。

まだ8時前なのに、数人のカメラマンさんがエゴノキにレンズを向けていました。ねらいはヤマガラです。エゴノキの実は、ヤマガラの大好物なんです。

馬見丘陵公園のエゴノキの枝にとまるヤマガラ

しばらく様子を見ていて、おもしろいことに気づきました。

エゴノキは何本もあるのに、ヤマガラが飛んでくるのは決まった木ばかりです。

木によって、実の熟し具合が違うのでしょうか。

ヤマガラは、何度も、近くの木や街灯とエゴノキを往復していました。

エゴノキの近くの街灯にとまるヤマガラ

エゴノキとヤマガラの関係は、こちらの記事にくわしく書いています。

♪ 下池のアオサギが、大あくびをした

下池の向こう岸、木陰にアオサギが休んでいました。

馬見丘陵公園の下池、対岸の木陰で休むアオサギ

のんびりした時間が流れます。

とその時、アオサギが口を大きく開けて、天を仰ぎました。

あくびです。

鳥もあくびをするんですね。おもしろいものを見ました。

⛰ グレーの小鳥は、コサメビタキでした

桜の木のある丘へ向かいます。木が密集していて、いつも小鳥がちらちらと動いているところです。

小鳥が集まる馬見丘陵公園の桜の木立と落ち葉の地面

ここにも、カメラマンさんの姿がありました。

木の間を、何種類かの小鳥が移動しています。そのうちの一羽が、グレーに見えました。

とりあえず写真を撮って、拡大してみます。

全体はグレー。おなかに模様はなし。目のまわりには白いアイリング。

コサメビタキです。

木の枝にとまるコサメビタキ、白いアイリングが目立つ

全長13センチほどの小さなヒタキで、大きな目と白いアイリングがチャームポイント。日本で子育てをして、秋になると東南アジアへ南下していきます。

薄い褐色の鳥もいました。こちらはキビタキのメスでしょうか。

葉かげにとまるキビタキのメス

それから、短いくちばしのすばしっこい鳥。エナガです。

白っぽい体にほんのりピンクが差して、丸い体に長い尾。何度会ってもかわいい鳥です。

余談ですが、北海道にいる亜種のシマエナガは、正面から見ると真っ白でまん丸。いろいろなグッズも出ていて、今や野鳥人気ナンバーワンかもしれません。

馬見丘陵公園で見るエナガには目の上に黒い帯がありますが、シマエナガにはそれがないんです。

ムクドリは数羽の群れで、地面と木を行ったり来たり。相変わらずの団体行動でした。

そして、竹の枝葉にとまる、スズメの群れ。

笹の葉にとまるスズメの群れ

竹にとまるスズメは、はじめて見ました。秋の空に、スズメ。なんだかいい眺めです。

あとで知ったのですが、「竹に雀」は昔から縁起のいい取り合わせなのだそうです。

竹はまっすぐに伸びる生命力の象徴。スズメは稲を食べることから、五穀豊穣を運ぶ鳥とされてきました。

着物の文様になったり、家紋になったり。日本人は昔から、この組み合わせを大事にしてきたんですね。

いい眺めだなと思ったのは、気のせいではなかったのかもしれません。

✈ エゾビタキは、旅の途中だった

上池のほうへ進みます。高い木が密集して、陰になっているところにきました。

ここにも数人のカメラマンさん。人が集まる場所には、やっぱり理由があるんですね。

ちらちらと飛ぶ鳥を写真に撮って、確かめます。

胸に、はっきりとした縦斑。エゾビタキでした。

木の枝にとまるエゾビタキ、胸の縦斑がはっきり見える

エゾビタキは旅鳥です。日本では繁殖も越冬もせず、渡りの途中に立ち寄るだけの鳥。

サハリンやカムチャッカのあたりで子育てをして、秋には東南アジアやニューギニアへ向かいます。

今日会ったこの一羽も、その長い旅の途中だったのでしょう。

北の大地を出発して、馬見丘陵公園でひと休み。栄養をつけて、また飛び立つ。

全長15センチに満たない小さな体の、どこにそんな力があるんだろう。そう思うと、しばらく目が離せませんでした。

☀ 円形広場に、おなじみのメンバーが戻ってきた

円形広場のまわりでも、たくさんの小鳥が飛んでいました。

エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ。

少し涼しくなっただけで、おなじみのメンバーに一気に会えました。

夏のあいだは、どこか涼しいところで静かに過ごしていたんですね。

11時。元気にひと夏を越した鳥たちに拍手をおくって、公園を後にしました。

これからは夏鳥が日本を出発して、冬鳥やカモたちを迎える季節です。一年でいちばん、鳥の顔ぶれが変わっていく時期でもあります。

秋の渡りは、9月から10月がピーク。みなさんの近所の公園にも、旅の途中の小鳥が立ち寄っているかもしれません。

⭐ 今日のまとめ

探鳥時間:約3時間/観察数19種

姿を見た鳥:カワラヒワ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、ヤマガラ、ヒヨドリ、メジロ、ツバメ、アオサギ、キビタキ、コサメビタキ、スズメ、エゾビタキ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ムクドリ

📌 馬見丘陵公園のバードウォッチングスポット情報はこちら
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※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。

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