2026.9.27 秋の彼岸すぎの馬見丘陵公園で野鳥観察|モズが鳴き、ヒタキにシジュウカラも

曇り空の馬見丘陵公園、下池と芝生の眺め 観察日記

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台風が近づいていて、朝からずっと雨雲レーダーとにらめっこでした。

天気予報は雨。雨雲レーダーを何度も見返して、今日は馬見丘陵公園に行くかどうか、かなり迷いました。

それでも朝は雨が降っていなかったので、思い切って出発することにしました。

こんにちは、イソヒヨノートのハルです。

今回は、そんな曇り空の中で出会った鳥たちの、9月27日の探鳥記をお届けします。

☀ 8時、思ったより空が明るくなってきた

8時から探鳥スタートです。

空を見上げると、灰色の雲の隙間から、うっすら明るさがのぞいていました。しばらくは天気も持ちそうです。

出発してすぐ、けやきの木から「ニーニーニー」という声が聞こえてきました。ヤマガラです。

奈良県営馬見丘陵公園の入口に立つけやきの木と案内看板

☘ エゴノキ通いのヤマガラと、毒のある実

ヤマガラは、となりのエゴノキへ飛び移りました。

ここでもエゴノキの実を器用にくわえて、職人技で食べているのでしょうか。じつはこのエゴノキの実には毒があるのですが、ヤマガラはちゃんと食べ方を知っているんですね。

馬見丘陵公園のエゴノキの枝にとまるヤマガラ

エゴノキとヤマガラの関係は、ヤマガラとエゴノキ|毒の実を両足ではさんで、種子をとりだす小鳥にくわしく書いています。

まわりでは、ほかにもちらちらと影が動いていました。黒いネクタイをした小鳥、シジュウカラです。木の葉の中を、素早く飛び移っています。

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが、秋のお彼岸を迎えて涼しくなったこのごろ、野鳥たちの動きも活発になってきたようです。

♪ ギーの声はコゲラ、てっぺんの特等席にはイソヒヨドリ

「ギー」という声も聞こえてきました。コゲラです。黒白のボーダーのマントをはおった、日本でいちばん小さいキツツキです。暑い夏はあまり姿を見せなかったのですが、今日は元気に木に登っていました。

枝の下側に取りついて登るコゲラ

公園館のてっぺんには、黒い影。イソヒヨドリです。てっぺんの特等席が大好きなので、いる場所もだいたい想像がつきます。今日もやっぱり、そこにいました。

空模様を気にしながらのスタートでしたが、公園に入ってまもなく、たくさんの鳥たちが出迎えてくれました。

⛰ 下池のカルガモとアオサギ、丘を登れば聞こえる舌打ちの声

下池には、カルガモが数羽横切っていきました。

馬見丘陵公園の下池を泳ぐカルガモの群れ

カルガモは留鳥なので一年中いると思っていたのですが、8月はまったく姿を見ていませんでした。夏はどこか涼しいところにいたのかもしれません。

向こう岸の木陰には、アオサギも。特等席なのか、前もそこで見たような気がします。じっとしたまま動きません。

池を離れて、丘を登ります。藪の中から、「チッ、チッ」という舌打ちのような声が聞こえてきました。ウグイスです。さえずりは歌うような「ホーホケキョ」なのに、地鳴きは舌打ちだなんて、なんともおもしろいギャップです。同じ鳥でも、季節によって声がまったく変わるんですね。

✏ 木のてっぺんのモズと、忙しく動くエナガたち

それから、聞き覚えのあるよく通る「キチキチキチ」の声。モズです。木のてっぺんで鳴いていました。モズのお話は、モズの「はやにえ」はなぜ作る?オスメスの見分け方・もずやんの秘密・秋の鳴き声まででどうぞ。

木々の上のほうでも、何かが動いています。木の間を、落ちるような動きで移動するエナガ。すっと下の枝に落ちて、また移動していきます。尾羽が長いので、シルエットだけでも見当がつきます。全長は14センチほどですが、その半分は尾羽。体そのものはスズメよりもずっと小さいんです。

そこに、黒ネクタイのシジュウカラ、白いアイリングのメジロも合流しました。

葉の茂みの枝にとまるメジロ

涼しくなると、鳥たちも一気に活発になるんですね。

✈ 円形広場の周辺で、ヒタキ2種に会えた

円形広場まで歩いてきました。この周辺には、いつもいろいろな野鳥がいます。

しばらく立ち止まって観察していると、小さな影が二つ動いていました。素早い動きで、グレーっぽい地味な色合いです。

よく見ると、胸に縦斑(じゅうはん)があるのがエゾビタキ、胸が白っぽいのがコサメビタキでした。

写真はエゾビタキです。胸に縦斑とよばれる縦じまがあります。

木の枝にとまるエゾビタキ、胸の縦斑が見える

エゾビタキは旅鳥です。日本では繁殖も越冬もせず、渡りの途中にだけ立ち寄る鳥です。北のほうで子育てを終えたあと、これから東南アジアなど、はるか南へ渡っていく途中に、馬見丘陵公園でひと休みしているところでした。

⌛ 雨宿りのあいだも、シジュウカラが付き合ってくれた

雨がぽつぽつと落ちてきたので、屋根のあるところで雨宿りをすることにしました。

すると、近くの木にシジュウカラがやってきました。遊んでいるみたいに、ちょんちょんとあちこちに移動して、そのまま飛んで行きました。

帰り道にも、シジュウカラが。今日は馬見丘陵公園のあちこちで、シジュウカラの姿を見かけました。最後に会ったこのシジュウカラは、青い幼虫を足で押さえて、上手に食べていました。

枝の上で獲物をついばむシジュウカラ

台風接近で行くかどうか迷った一日でしたが、出発してみれば、モズの声も、ヒタキたちも、たくさんのシジュウカラも待っていてくれました。

天気予報だけで諦めてしまうと、こんな出会いは見過ごしてしまうところでした。曇り空の日も、雨が降っていないなら、思い切って公園に出てみてはどうでしょう。

鳥たちのほうが先に外に出ているかもしれません。

⭐ 今日のまとめ

観察時間:180分/観察数20種

姿を見た鳥:ハシブトガラス、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、スズメ、カルガモ、ハシボソガラス、アオサギ、メジロ、キジバト、エナガ、コシアカツバメ、ダイサギ、エゾビタキ、コサメビタキ

声だけ聞いた鳥:ウグイス、ハクセキレイ

📌 馬見丘陵公園のバードウォッチングスポット情報はこちら
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※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。

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