2026.6.6「テッペンカケタカー」の正体は?梅雨の馬見丘陵公園で野鳥観察

観察日記

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梅雨入りしたとたんに、晴れ間が来る。そんな梅雨の不思議があります。

6月4日に関西は梅雨入りしたばかり。

でも翌々日の6月6日は、気持ちのいいお天気になりました。

今日は奈良の馬見丘陵公園へ向かいました。

馬見丘陵公園に咲くハナショウブ

花しょうぶが見ごろでした。

こんにちは、イソヒヨノートのハルです。

今回は、梅雨の晴れ間に楽しんだ朝の探鳥記をお届けします。

テッペンカケタカー──ホトトギスの声に迎えられた朝

7時15分、中央駐車場に車を停めると、いきなりその声が飛び込んできました。

テッペンカケタカー。

ホトトギスです。

実は前日、公園近くの「かつらぎの道」を通ったとき、何度もその声が聞こえてきていたんです。かつらぎの道は、五位堂駅から上牧町方面へ南北に続く自転車歩行者専用の遊歩道です。全長は約2キロ。緑にあふれた静かな道で、野鳥の声がよく響きます。

「もしかして今日は馬見丘陵公園でも聞けるかも」と期待して来たので、着いてすぐに声が聞こえて、うれしくなりました。

声に導かれながら、南の林の方へ歩いていきます。

カメラマンさんも何人かいます。声はだんだん近くなる。目を凝らして探している間に、声は遠ざかっていきました。

すれ違ったカメラマンさんはどうやら撮れたようです。私たちは一足遅かった。

野鳥観察は、こういうことの繰り返しなんですよね。それでもまた来たくなってしまうのが、不思議なところです。それからは声も聞こえなくなりましたが、あの「テッペンカケタカー」の第一声はしっかりと耳に残りました。

ホオジロの幼鳥?それともメス?

池の方へ歩いていると、木の上にちらちらと動く影を見つけました。

ホオが赤茶色っぽく見えます。ホオジロの幼鳥でしょうか、それともメスでしょうか。枝から枝へ飛び移りながら、池のほとりで水遊びをしているようです。

元気に動き回る姿が、なんだかかわいくて、しばらく見ていました。

頬が赤みを帯びたホオジロの幼鳥

ウグイスの声も高らかに響いていました。ただ、今年の馬見丘陵公園のウグイス、少し気になることがあって。「ホーホケホケ」と聞こえるんです。鳴き声は、個体差や地域差、練習のしかたで変わってくるものなんでしょうか。毎回同じように聞こえるので、耳に残っています。

ヤマガラのニーニーという声を聞きながら、歩いていくと、左の林からコツコツコツ……という音が聞こえてきます。

コゲラのドラミングです。

ドラミングとは、キツツキの仲間がくちばしで木を高速で連打して音を出すことです。なわばりの主張や、求愛、仲間とのコミュニケーションなどの目的があるとのこと。音を頼りに木を見上げると、小さなコゲラが一心不乱に木を叩いていました。

木の幹を叩く小さなコゲラ

モミジの葉の中に、黄緑色のメジロ

林の中を歩いていると、モミジの木でなにかが動きました。

メジロです。

目の周りの白いアイライン、全身の黄緑色。緑のモミジの葉の中に黄緑色のメジロ。

緑のモミジの葉にとまる黄緑色のメジロ

しばらくながめながら、「ああ、来てよかった」と思いました。

林の奥からは「チョットコイ、チョットコイ」。コジュケイです。姿は見せてもらえませんでしたが、この公園にはほんとうにたくさんの鳥がいるようです。

葦原(あしはら)でオオヨシキリが大熱唱

葦原の方へ足を向けると、大きな声が響いてきました。

ギョシ、ギョシ、ギョシ……。

オオヨシキリです。

葦原で口を閉じてとまるオオヨシキリ

細いヨシに両足を広げて器用にとまりながら、体全体を使って鳴き続けていました。細身の体からは想像できないほど、力強い声が響き渡ります。口を大きく開けて、一生懸命にアピールしている姿が印象的でした。カメラマンさんも何人かいて、みなさんベストショットを狙っていました。

オオヨシキリについての雑学は、こちらの記事でまとめています。鳴き声の仕組みや托卵のこと、見られる場所なども詳しく紹介しています。

キジバトのカップル、木の上でのんびり

池の南にも足を延ばすと、木の上に二羽のキジバトが仲よく並んでいました。

木の上に並んでとまる二羽のキジバト

デデーポポー。デデーポポー。

のんびりとおしゃべりしているように聞こえます。こちらの存在など気にする様子もなく、ゆったりとくつろいでいました。

📝 キジバトをはじめとしたハトの生態についての雑学はこちら
ハトの巣はなぜ雑なのか│ハトは人の顔を覚える⁉鳩の生態

その後も、高い木のてっぺんでイッピツと鳴くホオジロのオス、静かな池で留守番をするカルガモ、上空を悠々と飛ぶカワウ……と出会いが続きます。

この日はにぎわいマルシェin馬見花菖蒲(6/6〜6/7、10時スタート)というイベントがありましたが、探鳥を始めた朝7時台はまだ準備中。キッチンカーが並ぶ静かな公園を、鳥たちと一緒に楽しむことができました。天気もよかったので、イベントが始まれば多くの人でにぎわいそうな予感でした。

早朝の馬見丘陵公園の風景

梅雨の晴れ間は、なんだか特別な気がします。

雨上がりの緑の鮮やかさ、鳥たちの声の響き方、澄んだ空気。晴れていることの有り難みが、いつもより増す気がします。

今日のまとめ

探鳥時間:180分 確認種数:全20種

■ 姿が見えた鳥(15種)

カワラヒワ、ヤマガラ、ツバメ、スズメ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、シジュウカラ、キジバト、メジロ、エナガ、オオヨシキリ、カルガモ、コゲラ、ホオジロ、キジ

■ 声だけ聞こえた鳥(5種)

ハシブトガラス、ホトトギス、ヒバリ、ウグイス、コジュケイ

📌 馬見丘陵公園のバードウォッチングスポット情報はこちら
【関西】バードウォッチングスポット4選│春・GWの奈良・大阪おすすめ公園

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※記事の構成や表現の整理にAIを活用していますが、観察記録と写真はすべて自分たちで撮影・記録したものです。

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